厚山宝篋印塔
県指定重要文化財
金丸地域の天神山の麓西多数の五輪塔群に混ざるように、手前に宝篋印塔三基が立っており、このうち中央の宝篋印塔基礎部分に「康暦二年(1380)」の北朝の紀年銘が入っています。
紀年銘がはっきりと分かる宝篋印塔は非常に珍しく、このことから広島県の重要文化財に指定されました。
北朝の紀年銘ということで当地域では北朝の影響が強かったということも分かります。
高さ約1.3mの宝篋印塔で、整然と並んでいる姿で一定の規格を持って造られていたことがわかります。
刻文全文
『定禅定門の七周忌を供養して康暦2年(1380)七月二十五日にこの塔を建てる』
基本情報
所在地 |
〒729-3111 広島県福山市新市町金丸195
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料金 | |
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駐車場 | なし |
備考 |