新市祭典実行委員長 石田 勝昭
祇園祭発祥の地でもあり、千年以上続く当祭りで、新市は15の町内会の若衆が災厄退散を願いながら街中を神輿で巡行します。各町内会の自前の半被で何処の町内会の者か一目瞭然。特に圧巻は、一番の見所でもある喧嘩神輿。日曜日の晩、新市は町内会の半被ではなく、担ぎ手専用の緑の半被に着替え、男同士の意地と意地とのぶつかり合い。新市は中須と戸手と2回重ね合(喧嘩)をします。100年担いだ神輿に代わり新神輿に肩を入れます。一年の計は祇園にあり。というくらい町の人間はこの祭りに力を注いでいます。一騎当千の兵揃いの緑半被が今年も境内で真剣勝負を繰り広げる事間違いなし。乞うご期待。
中須祭典実行委員長 小寺 正記
東町・亀寿・旭町・岡谷・中之町・西之町の6町が一体となり祭りを盛り上げるのが中須地区です。運営を各町の総代が中心に行い、経験豊富な赤鉢巻がそれを支持し、黄鉢巻の若衆が神輿を担ぎます。祇園祭は2日に渡って開催され、初日は新市駅前のお旅山を神輿に命綱(ロープ)をかけ登頂、傾斜・段差を神輿が乗り越えていくのを見るのは圧巻です。2日目は各町決められた時間で巡回し、北条神社に6町が集結。だんじり・囃子に先導され神輿は素盞嗚神社へ。神社で心と体を清め、安全と勝利を祈願し「けんか神輿」会場へ入ります。中須祇園囃子で会場を盛り上げ気持ちの昂る中、 新市地区の神輿を待ち、いざ気合と気合のぶつかり合い。ぶつかった際の重みのある音は何物にも代えられません。この醍醐味、2日間を通して若衆の健闘を是非ともご覧ください。
戸手・相方祭典実行委員長 田和 勝也
戸手・相方地区は上戸手・中戸手・下戸手・相方の4つの地区の集まりで、其々正和会・信和会・青和会・城山会という団体を結成し、4つの会が軸となって祭りを盛り上げます。会ごとに法被の色が違い、其々の会が担ぎ棒を一本ずつ受持つため、神輿は4色の法被の担ぎ手に担がれます。また、我が地区の神輿は唯一頭部に鳳凰をいただくため、4色の担ぎ手と伴って一際目を引く神輿であることが誇りです。天王さん(素盞嗚神社)が建つ地区でもあり、3地区の中でトリを務める神輿でもあることから、けんか神輿では絶対負けられないという意気込みの元、果敢に勝負に取り組みますので、応援お願いします!
現在では、京都の祇園祭をはじめ、博多祇園山笠など日本全国に広がっている祇園祭。
その祇園祭の発祥が、こちらの素盞嗚神社となります。
けんか神輿は、無病息災を願って平安時代から行われる祇園祭のメインイベント。
祇園祭の最終日の夜に、新市地区、中須地区、戸手・相方地区の3地区を巡った神輿が素盞嗚神社の境内でぶつかり合います。神輿のぶつかるゴーン!といった音が響く勇壮な祭りとして大勢の参拝客で賑わいます。
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